砲金・真鍮
について

砲金・青銅(英:bronze)

銅(Cu)80~90%に、錫(Sn)を主成分とする合金で、鉛、亜鉛、ニッケル、ビスマス、セレン等が含まれたものもあります。英語ではブロンズ(bronze)と言います。 黄銅(真鍮)とよく間違えらることがありますが、黄銅と比べると、赤みがあります。
歴史は古く、紀元前3000年ごろにシュメール文明において発明され、斧・剣・壷などに用いられました。日本でも、紀元前1世紀ごろから生産され、銅鐸、銅鏡 などに用いられました。 大砲の材料としては、19世紀ごろまで使用され、青銅を「砲金」 と呼ぶのは、これに由来します。
青銅は、銅と比べると強度があり、研磨や鋳造・圧延などの加工性に富み、鉄と比べると錆びにくいため、バルブや水道メーター、ポンプ、船舶部品の材料などとして幅広く使用されています。銅像やオリンピックの銅メダルも青銅製です。 現行の10円硬貨も、銅95%、スズ1-2%、亜鉛4-3%の青銅製です。



真鍮・黄銅(英:brass)

銅(Cu)60~70%に、亜鉛(Zn)を主成分とする合金で、一般には真鍮と呼ばれることが多い。英語ではブラス(brass)と言います。
適度な強度、展延性を持つ扱いやすい合金として、約350年ほど前から広く利用されるようになりました。金に似た美しい黄色の光沢を放つことから金の代用品にもされ、poorman’s gold(貧者の金)と呼ばれます。
精密機械や、水道の給水管や便器給水スパッド、各種ナット、カギ、理化学器械類や鉄道模型等の素材、弾薬の薬莢や金属模型などに広く使用されています。 また仏具、多くの金管楽器などにも使用され、ブラスバンドと呼ばれるのも、黄銅の英訳から由来しています。
現行の5円硬貨も黄銅製です。